テントの処分方法5選!粗大ごみ・買取・回収の違いと費用も解説

使わなくなったテントの処分には、粗大ごみに出す方法のほか、不用品回収や買取、リサイクルなど、いくつかの選択肢があります。方法ごとに費用や手間が異なるため、事前に特徴を把握しておくことが大切です。
この記事では、代表的な5つの処分方法を取り上げ、それぞれの違いや注意点を比較しながら、わかりやすく紹介しています。
テントを処分すべきタイミングとは?
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テントは丈夫なつくりのものが多いですが、長年使い続けていると、少しずつ傷みや劣化が進んでいきます。安全性や快適さを保つためにも、適切なタイミングで見直すことが大切です。
破れ・カビ・劣化などが目立ってきたら
長く使っているテントは、少しずつ劣化が進んでいきます。たとえば、生地に穴が空いていたり、ファスナーが壊れて閉まらなくなっていたり、雨が染み込んでしまうなど、使い勝手に支障が出てきたら処分を考えるサインです。
また、保管状態によってはカビが生えたり、イヤなニオイがついてしまうこともあります。見た目だけでなく、衛生面でも問題がある場合は、無理に使い続けるよりも手放した方が安心です。
まだ使えるなら、処分より売るほうが得なことも
テントの見た目や機能に大きな問題がなければ、捨てるのはもったいないかもしれません。最近では中古のアウトドア用品を求める人も多く、状態が良ければフリマアプリや買取専門店で意外と高く売れることもあります。
特に人気ブランドのテントや、使用回数が少ないもの、付属品がそろっているものは、思わぬ値段がつく可能性も。「もう使わないけど、まだ使える」と感じるなら、一度査定に出してみるのもおすすめです。
テントの処分方法5選
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テントを処分する方法はいくつかありますが、どれを選ぶかによって費用や手間、対応スピードが大きく変わります。ここでは代表的な5つの方法を紹介し、それぞれの特徴や注意点をわかりやすくまとめました。
テントの処分方法
処分方法 | 費用の目安 | 手間のかかりやすさ | 向いているケース |
粗大ごみに出す(自治体) | 約500〜1,000円 | やや手間がかかる(申請・分別が必要) | 回収日まで時間がある/自治体のルールに沿って出せる場合 |
不用品回収業者に依頼する | 約3,000〜10,000円前後 | 手間が少ない(連絡〜回収まで任せられる) | 急ぎの処分が必要/搬出が難しい/不用品が多いとき |
アウトドア用品として買取に出す | 無料〜数万円/高価買取も可能 | 多少の手続きが必要(査定依頼など) | ブランド品や状態の良いテント/できるだけ高く売りたい場合 |
フリマアプリやオークションで売る | 実質無料〜利益が出ることも | 手間がかかる(出品・やりとり・発送など) | 時間をかけてでも高く売りたい/個人売買に慣れている |
リサイクルショップへ持ち込む | 無料〜数百円程度 | 少ない(持ち込みのみ) | 店舗が近くにある/すぐに手放したい |
1.粗大ごみに出す(自治体)
最も一般的な処分方法が、自治体の粗大ごみ回収を利用する方法です。テントは大きさや素材の関係から、家庭ごみとしては出せないことが多く、「粗大ごみ」として扱われます。
回収には事前申し込みが必要で、多くの場合、指定の有料ごみ処理券(シール)の購入が求められます。料金の目安は500〜1,000円程度ですが、地域によって異なるため、自治体のホームページなどで確認しておくと安心です。また、ポールとシートを分けて出すなど、分別のルールがある場合もあります。
2.不用品回収業者に依頼する
引っ越しや大掃除のタイミングで一気に片づけたい場合は、不用品回収業者を利用するのも有効です。申し込みをすれば自宅まで来てくれるため、自分で運び出す必要がなく、重たいテントでもラクに処分できます。
即日対応してくれる業者も多く、時間がないときや量が多いときにはとても便利です。ただし、費用は粗大ごみに比べて高くなる傾向があり、相場は3,000円〜10,000円前後と幅があります。複数社で見積もりを取って比較するのがおすすめです。
3.アウトドア用品として買取に出す
使わなくなったテントでも、状態が良ければ買取対象になることがあります。特にスノーピーク、コールマン、ロゴスなどの人気ブランドは中古市場でも需要が高く、想像以上の価格がつくケースもあります。
専用の買取サービスやリサイクルショップに持ち込むだけでなく、宅配買取や出張買取に対応している業者もあります。使用後でも汚れを落としたり、付属品をそろえておいたりすると、査定額がアップしやすくなります。
4.フリマアプリやオークションで売る
自分のペースで売りたい場合は、メルカリやヤフオクなどのフリマアプリ・ネットオークションを利用する方法があります。価格設定を自由に決められるため、高めに売れる可能性もあります。
ただし、写真撮影や商品説明の記載、購入者とのやり取り、発送などの手間はかかります。大型テントは梱包が難しく、送料も高くなりがちです。状態が良いテントやレアモデルを出品する場合に向いている方法といえるでしょう。
5.リサイクルショップへ持ち込む
近くにリサイクルショップがある場合は、持ち込みでの買取を検討するのも手軽な選択肢です。アウトドア用品を扱っている店舗であれば、テントの買取に対応していることがあります。
ただし、全てのショップがアウトドア用品に詳しいとは限らず、状態によっては値段がつかないケースも。人気のないモデルや古いテントの場合は、持ち帰りになることもあるため、事前に電話で確認しておくと安心です。
【注意点】テント処分でやってはいけないこと
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テントは家庭ごみとは異なる扱いになるケースが多く、処分方法を間違えると思わぬトラブルにつながることがあります。事前に確認しておくことで、回収拒否や追加費用といったリスクを避けられます。
分別しないで出すと違法になることも
テントは布や金属、プラスチックなど、さまざまな素材が組み合わさって作られています。そのため、単純に「可燃ごみ」や「不燃ごみ」として出すことはできません。地域によっては、素材ごとに細かく分別しなければならないルールがあり、違反すると回収されなかったり、場合によっては指導や罰則の対象になることもあります。
たとえば、シート部分は可燃ごみ扱いでも、ポールは金属ごみ、ペグやハンマーは別の資源回収として扱うなど、分類の仕方が地域ごとに異なります。トラブルを防ぐためにも、処分前に自治体のホームページやごみ出しガイドを確認して、正しく分別することが大切です。
テントポールやペグなど金属パーツは別処理が必要な場合も
テント本体と一緒に処分しがちなポールやペグですが、これらはほとんどがアルミやスチールといった金属でできており、多くの自治体では「金属ごみ」や「資源ごみ」として分類されています。
たとえサイズが小さくても、可燃ごみとしてまとめて袋に入れてしまうと、回収車の故障や収集トラブルの原因になるおそれがあります。ポールやペグは本体とは別にし、地域のルールにしたがって指定の袋や方法で出すようにしましょう。回収日が異なるケースもあるため、一度に処分したいときはスケジュールも確認しておくと安心です。
高く売れるテントの特徴とは?
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テントを「処分する」だけでなく、「売ってお金に変える」ことができるケースもあります。とくに条件がそろったものは中古市場でも人気があり、予想以上の価格がつくことも。ここでは、高く売れるテントの特徴を3つに分けて紹介します。
人気ブランド(スノーピーク・コールマンなど)
アウトドア用品には根強いブランド人気があり、スノーピークやコールマン、ロゴスといった定番ブランドのテントは、中古でも安定した需要があります。特にスノーピークは耐久性やデザイン性に定評があり、型落ちモデルでも一定の価値が評価されることが多いです。
中古で購入する人の多くは「信頼できるブランドかどうか」を重視するため、メーカー名やモデル名、シリーズ名は明記しておくと良いでしょう。タグやロゴがはっきり残っていることも、査定時のプラス評価につながります。
状態が良い/付属品がそろっている/最近のモデル
同じモデルのテントでも、保管状態や使用感の違いによって査定額に大きな差が出ます。たとえば、シートに汚れやカビがない、破れや劣化が見られない、金属パーツにサビがないといった「見た目のきれいさ」は、価格に直結します。
また、収納袋・取扱説明書・ペグ・ロープなど、購入時に付属していたものがすべてそろっているかどうかも重要なチェックポイントです。とくに最近発売されたモデルや、使用回数が少ないテントは買い手もつきやすく、高値での買取が期待できます。
買取実績がある業者を選ぶのがコツ
いくら良いテントでも、知識のない業者に査定されると本来の価値が正しく評価されないことがあります。とくにテントは種類が多く、サイズや機能、ブランドによって価値が大きく異なるため、アウトドア用品の買取に強い業者を選ぶことが重要です。
過去にテントの買取実績がある業者であれば、モデルごとの相場を把握しており、納得のいく価格を提示してくれる可能性が高くなります。公式サイトや口コミで「テントの買取に強いかどうか」を事前に確認し、写真付きで状態や付属品を伝えると、査定もスムーズに進みやすくなります。
テント処分に困ったら出張買取の足軽へ
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専門の査定員が現地で丁寧にチェックし、適正価格をその場で提示しているため、時間をかけずにテントを手放したい方にとって便利な選択肢といえるでしょう。
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大型のテントは持ち運びが大変ですが、プロのスタッフがそのまま自宅まで引き取りに来てくれるため、梱包や搬出の負担もありません。「とりあえず見積もりだけ知りたい」という使い方にも対応しているのが嬉しいポイントです。
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「本当に値段がつくのか不安…」という方は、LINEで写真を送るだけの簡単査定もおすすめです。わざわざ運ぶ必要がなく、自宅にいながら気軽に価値を確認できるのが大きなメリットです。
まとめ
テントの処分方法には、粗大ごみ・不用品回収・買取・リサイクルなど、さまざまな選択肢があります。状況に応じて適切な方法を選べば、費用や手間を減らすことができますし、まだ使えるテントなら意外な高値がつくこともあります。まずは状態を確認し、処分か買取かを見極めることが大切です。
どの方法が良いか迷ったときは、無料で査定・相談ができる「出張買取の足軽」を活用してみてはいかがでしょうか。
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